熱帯農業
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南方諸島におけるさとうきびの搾汁液のBxの年変動と連関する要因
池田 三雄
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1977 年 21 巻 1 号 p. 5-10

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抄録
昭和40~49年期において, 南西諸島の平均の1月の工場搾汁Bxの年変動の76%は徳之島の10月~1月の平均最低気温によって説明しうる.後者を独立変数とした回帰式はYBx=35.495-1.029t (℃) である.上記の年変動は蔗茎の繊維含量と正の相関がみられるが, Bxの最低であった49年期の繊維含量は格別に低かった.Bxと反収との間に南西諸島のうち北側の3島では相関は全然みられないが, 南側の2島では正の相関がみられ, これに反し, 種子島では高い負の相関がみられた.沖縄 (大東島を除く) の平均の工場Bxの変動も南西諸島のそれと類似するが, これも南西諸島同様登熟期の最低気温によって支配されることが大きいためであり, また, 沖縄のBxは南西諸島より平均0.6℃低いが, その原因も前者の最低気温が後者より高い為だと推察される.
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