2024 年 19 巻 2 号 p. 22-28
【目 的】 非喫煙看護学生における唾液中コチニン濃度の測定および受動喫煙に関する質問紙調査を行い、受動喫煙状況を明らかにすることで、今後の受動喫煙防止教育についての方策を検討する。 【方 法】 非喫煙看護学生69人を対象に唾液中のコチニン濃度の測定および加濃式社会的ニコチン依存度調査票(KTSND)、受動喫煙に関する項目等について質問紙調査を実施した。 【結 果】 KTSND得点は、受動喫煙回避行動をとっている群がとっていない群に比べて有意に低かった(p<0.05)。唾液中コチニン濃度では、受動喫煙回避行動の有無において有意差はみられなかった。 【考 察】 KTSND得点が低いほうが、受動喫煙回避行動をとっていることが明らかになった。しかし、唾液中コチニン濃度には有意差がみられず、正しい受動喫煙回避行動がとれていない可能性が考えられた。 【結 論】 看護学生は、受動喫煙に注意を向け、正しく回避行動をとれる学生が少ないことが明らかになった。