2026 年 12 巻 3 号 p. 1-11
15 交差点で構成される路線全体の最小遅れ時間を与えるオフセットパタンを求めた先行研究によれば、大量の探索を行えばこうしたオフセットパタンは多数発見される。これらの中からパレート最適設計に基づく探索を行えば、3 つの指標(遅れ時間、停止回数および双方向の平等性) を許容される範囲に収めるオフセットパタンを見つけることが出来る。一方、交通管制システムでの制約されたリソース条件では効率的にオフセットパタンを探索して選定することが求められる。本論文では、理論的に導出可能で効率的な探索を可能とする 2 種類のオフセットパタン初期値を示すと共に、20 回程度の探索で 3 つの指標を許容される範囲に収めることのできるオフセットパタン設計法を提案する。