主催: 一般社団法人 交通工学研究会
会議名: 第45回交通工学研究発表会
回次: 45
開催地: 日本大学(東京都)・オンライン同時配信
開催日: 2025/08/06 - 2025/08/08
p. 102-107
横断中歩行者の交通事故防止対策として各地で整備が進められている無信号二段階横断歩道について、横断歩道の設置形状に着目すると、横断歩行者が接近車両に自然と対面できるよう、くい違い状に設置している事例が知られている中で、沿道条件によっては直線状に設置している事例もある。しかしながら、横断歩道の設置形状の違いによる影響は未だ不明瞭であり、無信号二段階横断歩道を多様な条件下で検討していくためには、横断歩道の設置形状に関する知見を深める必要がある。そこで、横断歩道の設置形状が異なる東京都内の 3 箇所を対象として調査を実施したところ、横断歩道の設置形状の違いによる歩行者優先率の差は認められず、円滑性の観点でも、近接の信号機付き横断歩道での最大待ち時間よりも短い時間で歩行者が横断できているとの結果が得られた。