主催: 一般社団法人 交通工学研究会
会議名: 第45回交通工学研究発表会
回次: 45
開催地: 日本大学(東京都)・オンライン同時配信
開催日: 2025/08/06 - 2025/08/08
p. 209-213
サイクルツーリズムの推進に向け、ナショナルサイクルルート制度を創設し、その指定要件の一つとして誰もが安全で快適に利用できる走行環境の整備が求められている。このようなルートは、地方部道路を含み、自転車通行環境として矢羽根等が整備されることが多いが、その安全性、快適性に関しては十分に検証されていない。本研究では、ナショナルサイクルルートに指定されているしまなみ海道を対象に、プローブ自転車による実態調査を行い、矢羽根等の路面表示が自転車走行時の自動車の追越行動に与える影響を分析した。その結果、矢羽根の設置による追越速度の抑制効果が示されたものの、離隔距離の拡大には影響が見られなかった。したがって、ドライバーに適切な離隔距離の確保を促すため、路面表示の改良が重要であると考えられる。