主催: 一般社団法人 交通工学研究会
会議名: 第45回交通工学研究発表会
回次: 45
開催地: 日本大学(東京都)・オンライン同時配信
開催日: 2025/08/06 - 2025/08/08
p. 242-246
都市部の交差点設計では、多様な交通手段の安全性や円滑性の考慮が求められている。海外では、車道上の自転車専用通行帯や自転車道と他の交通参加者との交錯を制御するために自転車専用信号の整備が進められている。国内では導入例が少なく、特に自転車専用信号が他の信号と並列して設置されることで、利用者が誤認する可能性があり、配置や形状に十分な配慮が求められる。本研究では、自転車専用信号の配置や形状による自転車利用者への識別や反応時間に与える影響を検討するため、自転車シミュレータを用いた基礎的な実験を行った。その結果、1. 配置は、奥側より手前側の方が識別されやすい。2. 信号面にマークがあると識別性は向上するが、反応時間はやや長くなる傾向が見られた。これらの実験結果を受けて、本格実験に向けた課題について整理した。