主催: 一般社団法人 交通工学研究会
会議名: 第45回交通工学研究発表会
回次: 45
開催地: 日本大学(東京都)・オンライン同時配信
開催日: 2025/08/06 - 2025/08/08
p. 268-273
電動キックボードの普及とともに、その交通事故の増加も懸念されている。電動キックボードの普及が先行した海外では電動キックボードの事故に関する文献が豊富にある。本研究は、警察庁の交通事故統計データベースを用いて、電動キックボード運転者の損傷程度について、海外の研究知見に関連した事故統計分析を行った。電動キックボードと類似の交通モードとして一般原動機付自転車と普通自転車の分析も併せて行った。その結果、海外の研究知見とおおむね一致する特徴がみられた。すなわち、電動キックボード運転者の事故当事者は若い年齢層が過半を占めること、損傷程度を増加させる要因として夜間・深夜や飲酒が指摘できること、ヘルメット着用率が低いこと、多い損傷箇所として頭部、顔面、上肢(腕部)、下肢(脚部)があげられること、などであった。