交通工学研究発表会講演集
Online ISSN : 2760-2400
一般社団法人 交通工学研究会
会議情報

第 45 回 交通工学研究発表会
ゾーン 30 導入前後における自動車速度の中長期的変化に関する研究
-広島市西区南観音地区を対象として-
橋本 成仁門司 諒平林 晟太郎氏原 岳人海野 遥香
著者情報
会議録・要旨集 認証あり

p. 28-33

詳細
抄録

生活道路において、ゾーン 30 の設置や法定速度を一律 30km/h とする施行令の改正が閣議決定されるなど、速度規制の導入が進められており、その効果としてゾーン 30 実施直後における平均通過速度や交通事故発生件数の減少について報告がされている。しかし、速度規制の実施による自動車速度の中長期的な変化や、時系列変化については明らかになっていない。そこで本研究では、広島市西区南観音地区のゾーン 30 を対象とし、ETC2.0 プローブデータを用いて検証を行った。その結果、ゾーン 30 導入前後における自動車速度の変化として、特定の時期に大きな変化を生じさせるものではなく中長期的な期間を経てその効果が表れること、速度抑制効果は通勤・通学時間帯において発揮されることや単路部よりも交差点部で発揮されることを示した。

著者関連情報
© 一般社団法人 交通工学研究会
前の記事 次の記事
feedback
Top