主催: 一般社団法人 交通工学研究会
会議名: 第45回交通工学研究発表会
回次: 45
開催地: 日本大学(東京都)・オンライン同時配信
開催日: 2025/08/06 - 2025/08/08
p. 28-33
生活道路において、ゾーン 30 の設置や法定速度を一律 30km/h とする施行令の改正が閣議決定されるなど、速度規制の導入が進められており、その効果としてゾーン 30 実施直後における平均通過速度や交通事故発生件数の減少について報告がされている。しかし、速度規制の実施による自動車速度の中長期的な変化や、時系列変化については明らかになっていない。そこで本研究では、広島市西区南観音地区のゾーン 30 を対象とし、ETC2.0 プローブデータを用いて検証を行った。その結果、ゾーン 30 導入前後における自動車速度の変化として、特定の時期に大きな変化を生じさせるものではなく中長期的な期間を経てその効果が表れること、速度抑制効果は通勤・通学時間帯において発揮されることや単路部よりも交差点部で発揮されることを示した。