主催: 一般社団法人 交通工学研究会
会議名: 第45回交通工学研究発表会
回次: 45
開催地: 日本大学(東京都)・オンライン同時配信
開催日: 2025/08/06 - 2025/08/08
p. 20-27
近年,交通事故そのものの発生件数は減少傾向にあるが,生活道路での交通事故比率が高まっている.また,生活道路では児童や高齢者の死傷が多く,更なる対策が必要となっている.ゾーン30をはじめとした速度抑制策が有効に機能する一方で,通学中の児童に飲酒運転車両が衝突するといった事前想定が困難な事故が発生している.このような事故の対策として,道路状況の改善・飲酒運転対策の強化など行われたが,歩行者自身が自ら危険を察知し,回避することも必要である.本研究では歩行者自身の危険回避能力の上昇を図る実験の一環として,生活道路空間における車両に対しての不安感が車両速度と歩車間距離の二つの要素に関係すると仮定し,高専生を対象に実験を行った.その結果,車両速度は不安感に関係すること,歩車間距離は不安感に関係しないことが分かった.