主催: 一般社団法人 交通工学研究会
会議名: 第45回交通工学研究発表会
回次: 45
開催地: 日本大学(東京都)・オンライン同時配信
開催日: 2025/08/06 - 2025/08/08
p. 64-70
交通事故抑制を目的に施工される事故対策工の評価には、通常「事故件数」や「事故率」等の指標が用いられることが多い。しかしながら、高速道路における事故は偶発的な事象であり、事故件数や事故率により統計的に評価するためには、評価期間として対策後数年の期間を設ける必要があり、事業評価に関する速報性の点で課題があった。そのため近年では、取得されるサンプル数が比較的多く速報性の点で有利である ETC2.0 プローブデータの速度データや挙動データを使用した評価が行われているが、その評価手法についても、閾値の定め方や経時的なデータ変動の影響といった課題を抱えている。そこで、本研究では、従来の評価手法に「効果量」及び「相対危険度」という指標を加えることを提案し、より客観的な評価が可能になることを示した。