交通工学研究発表会講演集
Online ISSN : 2760-2400
一般社団法人 交通工学研究会
会議情報

第 45 回 交通工学研究発表会
TDM に活用できる交通デジタルツインの開発
兒玉 崇岩里 泰幸中田 諒大藤 武彦佐橋 功一河森 大樹西村 拓哉
著者情報
会議録・要旨集 認証あり

p. 735-741

詳細
抄録

近年の IoT の進化や AI などの情報処理技術の目覚ましい発展に伴って、旧来の交通マネジメントは大きく進化していくものと目されている。そのため、阪神高速では、情報社会のさらなる発展を見据え、NTT グループと共同で、デジタル技術を活用した新たな交通マネジメントの社会実装を目指しており、阪神高速道路ユーザを主な対象とした新たな交通需要マネジメント(TDM)に係る実証実験を、大阪・関西万博の期間中に実施することを計画している。本稿は、大阪・関西万博の期間中に実施する次世代の TDM を具現化した TDM システムについて、そのあり方や、開発要件、実験サービスの内容と、それを用いた実証実験計画について,とりまとめたものである。

著者関連情報
© 一般社団法人 交通工学研究会
前の記事 次の記事
feedback
Top