交通工学研究発表会論文集
Online ISSN : 2758-3635
第42回交通工学研究発表会
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第 42 回 交通工学研究発表会
ブロックチェーン技術を活用したデータ連携プラットフォームの MaaS への適用可能性に関する基礎検証
菊池 恵和菅原 宏明堀井 大輔神谷 大介上地 安諄
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p. 787-791

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抄録

近年、MaaS(Mobility as a service)と呼ばれる新たなモビリティサービスの取り組みが開始されている。MaaS は、ドア・ツー・ドアの移動に対し、様々な移動サービスを組み合わせ 1 つの移動サービスとして捉える概念である。実現に向けた課題の一つに、「事業者間のデータ共有」が挙げられる。一方、様々な移動サービスを 1 つの移動サービスとして捉えるには、交通関連のシェアリングサービス、サブスクリプション等を含めた制度検討が必要とされており、データ共有構造の複雑化が想定される。本稿では、データ共有にブロックチェーン技術を用いたデータ連携プラットフォームの適用可能性を検討し、実際にデータ連携プラットフォームへの活用が期待される駐車場の出入情報の有用性について検討を行った。

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© 2022 一般社団法人 交通工学研究会
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