交通工学研究発表会論文集
Online ISSN : 2758-3635
第42回交通工学研究発表会
会議情報

第 42 回 交通工学研究発表会
シミュレーション手法を用いた都市部におけるシェア型自動運転交通の導入評価
花房 比佐友高橋 浩司一瀬 恭平日下部 貴彦
著者情報
会議録・要旨集 フリー

p. 823-830

詳細
抄録

本研究は、シェア型自動運転交通システム導入による効果を評価するためのシミュレーションモデルの構築を行い、自動運転バスの実証実験を実施している地域をモデル化して Shared Automated Vehicle(SAV)および BRT 導入評価を行うことを目的とする。シミュレーションモデルの構築では、マルチエージェント交通シミュレーションモデルの MATSim と自動車交通流シミュレーションモデルの SOUND を連携する仕組みを開発した。一方、SAV、BRT(Bus Rapid Transit)の導入評価においては、大宮駅とさいたま新都心駅の周辺地域のデータ構築を行い、通常の交通システム上で各個人の 1 日のアクティビティを再現した上で、SAV と BRT が導入された際の利便性向上や周辺交通へのインパクトについて評価を行った。

著者関連情報
© 2022 一般社団法人 交通工学研究会
前の記事 次の記事
feedback
Top