抄録
2021 年 5 月に策定された第 2 次自転車活用推進計画において、シェアサイクルの普及及び施設の整備が基本方針に据えられている。このような背景もありシェアサイクルは大都市を中心に普及し拡大傾向にあるが、ある区域を境にシェアサイクルでなくレンタサイクルに変わる。しかし、全国市区町村レベルでの実態は明らかとなっていない。そのため、本研究にて全国の自市区町村毎にシェアサイクルやレンタサイクルの実施実態を網羅的に把握する。その結果、シェアサイクルを実施する市区町村は全国市区町村の 19%であり、実施していない県が 7 であった。一方で、レンタサイクルは全ての都道府県で実施されており、市区町村別に見ても全体の 50%で実施していた。シェアサイクル実施市区町村中の 12%は、ポート数が 1-2 箇所しかないという状況にあることがわかった。