抄録
我が国では、自動車交通量調査の効率化・省力化を図るため、動画像を深層学習により解析する調査手法が導入されている。既存研究では、深層学習を用いて車両の部位を識別することで、車種別の断面交通量を高精度に計数できることが明らかにされているものの、フレアや景色の映り込みによる影響で部位の識別に失敗し、車種の判定精度が低下する。そこで、ナンバープレートに記載されている分類番号を活用することで、車種の判定精度の向上が期待できる。本研究では、深層学習を用いて分類番号を認識し,その結果から車種を判定する手法を提案する。実証実験の結果、最高速度 50km/h 以下の道路であれば高精度に分類番号を認識可能であり、車種を判定できた。今後は、画像のボケ度合いから考案手法の適用可否を判定する処理を適用する。