主催: 一般社団法人 交通工学研究会
会議名: 第44回交通工学研究発表会
回次: 44
開催地: 日本大学(東京都)・オンライン同時配信
開催日: 2024/08/07 - 2024/08/08
p. 175-182
近年,工事区間始端部に正面から進入する事故が急増している.この原因として運転手,道路,車両の三要素間での問題が考えられるが,本研究では,運転手-道路系の問題に着目し,衝突事故低減に向けた工事区間での規制情報提供の提案を試みた.ドライビング・シミュレータを用いた室内走行実験を実施し,運転者の注視と車線変更位置,車線変更を判断した対象をデータとして取得した.分析結果から,車線数減少標識,道路工事中標識をこの順序で 2 枚ずつ設置し,最高速度標識を現行の設置方法に準拠し設置することが先に述べた事故のリスクを低減する可能性を把握した.この標識配置に,先行研究で特定した,遠方から視認しやすく,車線変更位置を早める効果がある標識車を組み合わせた規制情報提供が工事区間での衝突事故低減に期待できると提案した.