主催: 一般社団法人 交通工学研究会
会議名: 第44回交通工学研究発表会
回次: 44
開催地: 日本大学(東京都)・オンライン同時配信
開催日: 2024/08/07 - 2024/08/08
p. 551-558
日本各地で道路渋滞が問題視されており,対策が求められる.渋滞箇所の迂回により所要時間が短くなる到着地に着目すると,その地域を目指すドライバーには情報提供による渋滞対策が可能であり,そうでない地域では別の TDM 施策を考案する必要がある.本研究では,ETC2.0 プローブの経路追跡情報と,リンク別速度を考慮した最速経路の探索から,渋滞対策に情報提供施策が適用可能か,地域ごとに考察することを目的とした.対象地は北陸道富山 IC 出口とし,隣接 IC 利用の流出を促す形で,対象 IC の交通量を減らす方策を検討した.その結果,一部の方面からは,最短経路を経由しないドライバーが多い地域が存在し,情報提供によって渋滞を迂回させられる可能性が示唆された.しかし,実際と最速経路での移動の時間差が,迂回を誘発する効果を持つかは不明である.