交通工学研究発表会論文集
Online ISSN : 2758-3635
第44回交通工学研究発表会
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第 44 回 交通工学研究発表会
路線バスを活用した貨客混載の展開によるドライバー不足対策効果のシミュレーション
永田 臨坂本 淳
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p. 719-725

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抄録

物流業界はドライバー不足や労働時間の規制強化に直面しており,安定的な配達が困難になる可能性がある.一方,過疎地域は高齢化や人口減少により,公共交通事業の維持が課題である.本研究は,物流業界と過疎地域の課題に対処するため,路線バスを活用した貨客混載効果の検証を目的とする.全国の運送業者の営業所,人口,バスルートなどのデータを活用し,トラックから路線バスに代替可能と考えられる過疎地域を抽出した.営業所から過疎地域までのバスルートを経路探索手法により算出し,運転時間の省力化時間に基づき考察した.その結果,路線バスによる貨客混載が可能と考えられる過疎地域は 313 地域抽出された.営業所から過疎地域までの距離に基づき計算した結果,年間約 210,000 時間の運転時間が削減される可能性が示唆された.

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© 一般社団法人 交通工学研究会
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