交通工学研究発表会論文集
Online ISSN : 2758-3635
第44回交通工学研究発表会
会議情報

第 44 回 交通工学研究発表会
ミクロ交通流シミュレーションを用いた車線運用に制約が生じる代替交差点の有用性の評価
隅田 周聖大枝 良直外井 哲志
著者情報
会議録・要旨集 フリー

p. 755-762

詳細
抄録

幾何形状と信号制御の変更により平面交差における右折を効率的に処理する代替交差点は,既存研究において遅れ時間の短縮や容量比の向上が示されているが,その多くは広い道路用地の確保を前提とした車線運用を想定している.本研究では,用地制約の影響で円滑性の点で不利に作用する車線運用が設定された代替交差点の有用性を検証した.代替交差点の代表例である CFI と MUT,および本研究で提案する派生形 CM について,27 パターンの交通量シナリオにおける車両の平均旅行時間等をミクロ交通流シミュレーションにより取得し横断的に比較した.歩行者の存在の有無に関わらず,いずれの代替交差点も従来交差点より有用であり,その効果は流入交通量の増加に従って大きくなることを示した.また,CM は CFI と同等またはそれ以上の有用性を示すことを明らかにした.

著者関連情報
© 一般社団法人 交通工学研究会
前の記事 次の記事
feedback
Top