主催: 一般社団法人 交通工学研究会
会議名: 第44回交通工学研究発表会
回次: 44
開催地: 日本大学(東京都)・オンライン同時配信
開催日: 2024/08/07 - 2024/08/08
p. 763-769
老朽化や維持管理の問題から交通信号機の整備の考え方が見直されている。交通信号機の設置・撤去の判断においては、信号の無い一時停止交差点で交通処理が可能かどうかが主要な判断基準となるため、一時停止交差点の交通容量の推定が重要である。本研究では、日本では知見の少ない一時停止交差点の交通容量の算出方法に関して、米国の Highway Capacity Manual を中心に海外の算出方法の考え方をレビューした。また、T 字の一時停止交差点における交通容量の実測調査を通して、各国の算出方法による推定値と実測値を比較した。その結果、日本の算出方法では交通容量が過大に推定される傾向にあり、とくに交錯交通量の設定方法の考え方が、過大な推定の要因の一つとなっている可能性があることを明らかにした。