交通工学研究発表会論文集
Online ISSN : 2758-3635
第44回交通工学研究発表会
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第 44 回 交通工学研究発表会
小学校における集団登下校の実施および考え方に関する実態分析
甲斐 大貴松尾 幸二郎宮崎 耕輔杉木 直
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キーワード: 集団登下校, 小学校, 児童, 通学
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p. 96-101

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抄録

我が国では歩いて登下校することが一般的であり、交通事故や犯罪に対する安全確保のために多くの学校が集団登下校を実施している。一方で、集団登下校中に児童が巻き込まれる事故や児童数の減少・学校の統廃合等の現状から、その安全性や継続性に関する議論も行われている。しかし、各学校がどのような考えや意図をもって集団登下校を実施しているかは分かっていない。そこで本研究では、各地の小学校における集団登下校の実態詳細や集団登下校の長所・短所の認識について把握することを目的とし、アンケート調査の実施および集計分析・統計モデル分析を行った。その結果、集団登下校の実施有無による認識の差や将来の実施方針の傾向を把握することができた。

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© 一般社団法人 交通工学研究会
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