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明日へのトビラ
福島の広域除染に小型・軽量カメラを 医療と天文学への応用期待
独立行政法人科学技術振興機構
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2015 年 2014 巻 2015.3 号 p. 12-13

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抄録
東京電力福島第一原子力発電所の事故から4年。飛散した放射性物質を特定し、除染するのは時間も人手もかかる。効率良く除去するには、目に見えない放射線を可視化し、画像にできれば、一目瞭然だ。浜松ホトニクス株式会社(静岡県浜松市)と早稲田大学理工学術院総合研究所の片岡淳教授の研究室はこれまでの技術を駆使して「ガンマ線撮影用コンプトンカメラ」を共同開発した。軽量・コンパクトで迅速かつ正確に画像化できると、注目されている。
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© 2015 独立行政法人科学技術振興機構
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