2023 年 2022 巻 2023.1 号 p. 6-7
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低炭素社会の実現には、再生可能エネルギーを利用したカーボンリサイクルの技術が必要である。広島大学大学院統合生命科学研究科の中島田豊教授は、二酸化炭素(CO2)と再生可能エネルギーから生産できる水素(H2)や一酸化炭素(CO)の混合ガスである合成ガスから、好熱性微生物の発酵を利用してアセトンなどの有用な化学物質を作る合成ガス発酵技術を開発している。将来的には、化石燃料を使わずに、液体燃料や化成品原料などを製造し、使用後に再び合成ガスに戻す循環型生産プロセスの確立を目指す。
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