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特集2
「在来知」と「科学知」の協働を通して 住民主体の野生動物の持続的管理に挑む
国立研究開発法人科学技術振興機構
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2023 年 2023 巻 11 号 p. 8-11

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抄録

カメルーン共和国の東南部をはじめとした中部アフリカの熱帯雨林では、野生動物の過剰な狩猟が大きな問題となっている。この地域に暮らす人々にとって、野生動物から得る食肉「ブッシュミート」は貴重なたんぱく源だが、際限なく狩猟や密猟が続けば彼ら自身の食料もなくなってしまう。京都大学アフリカ地域研究資料センターの安岡宏和准教授は「在来知」と「科学知」の協働を通して、住民の手による野生動物の持続的な管理と経済活動のモデル作りに取り組んでいる。

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