国立研究開発法人科学技術振興機構
2024 年 2023 巻 2024.3 号 p. 8-11
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医療や生命科学などの多分野において、軽量かつ柔軟で生体に優しい「ソフトマテリアル」が注目されている。しかし、現在の人工ソフトマテリアルは、構成ユニットの配向方向がバラバラで制御できていないため、骨や筋肉などの天然ソフトマテリアルが示す優れた機能を発揮できていない。理化学研究所創発物性科学研究センターの石田康博チームリーダーらは、配向によって物理的性質が変化する異方性にフォーカスし、光を制御できるソフトマテリアル「動的フォトニック構造体」の開発とその応用に取り組んでいる。
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