脳卒中
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症例報告
皮質下出血後の非痙攣性てんかん重積と超急性期脳梗塞との鑑別にヘッドセット脳波が有用であった1例
浅野 剛平 松本 俊平荒木 周原 一洋両角 佐織寶珠山 稔安井 敬三
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ジャーナル オープンアクセス

2026 年 48 巻 1 号 p. 17-22

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抄録

症例は72歳女性,感覚性失語と左片麻痺で来院した.頭部MRIでは右MCA領域に拡散強調像とFLAIR像で高信号を呈したが,MRAでは主幹動脈の閉塞は認めなかった.Non-convulsive status epilepticus(NCSE)と超急性期脳梗塞の鑑別のためにヘッドセット脳波を施行したところ,律動性の1.5–2 Hzの徐波を認め,抗てんかん薬により症状は改善し,NCSEと診断した.NCSEと超急性期脳梗塞の画像診断の鑑別に難渋する症例では,ヘッドセット脳波が有用な可能性があるため報告する.

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© 2026 日本脳卒中学会

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