非ビタミンK 拮抗経口抗凝固薬選択用電子カルテテンプレートの作成と運用

小倉 礼; 中井 紀嘉; 今井 景子; 岩田 麻衣; 守吉 秀行; 鈴木 淳一郎; 西田 卓; 内藤 英夫; 安田 武司; 伊藤 泰広

doi:10.3995/jstroke.10385

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非ビタミンK 拮抗経口抗凝固薬選択用電子カルテテンプレートの作成と運用

小倉礼, 中井紀嘉, 今井景子, 岩田麻衣, 守吉秀行, 鈴木淳一郎, 西田卓, 内藤英夫, 安田武司, 伊藤泰広

著者情報

小倉礼
トヨタ記念病院脳卒中センター神経内科
現名古屋大学医学部神経内科
中井紀嘉
トヨタ記念病院脳卒中センター神経内科
今井景子
トヨタ記念病院診療情報支援グループ
岩田麻衣
トヨタ記念病院脳卒中センター神経内科
守吉秀行
トヨタ記念病院脳卒中センター神経内科
鈴木淳一郎
トヨタ記念病院脳卒中センター神経内科
西田卓
トヨタ記念病院脳卒中センター神経内科
内藤英夫
トヨタ記念病院診療情報支援グループ
安田武司
トヨタ記念病院脳卒中センター神経内科
トヨタ健康保険組合老人保健施設ジョイステイ
伊藤泰広
トヨタ記念病院脳卒中センター神経内科

キーワード: non-vitamin-K antagonist oral anticoagulant, Cockcroft & Gault formula, CHADS₂ score, electrical medical record template

ジャーナルフリー早期公開

論文ID: 10385

DOI https://doi.org/10.3995/jstroke.10385

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The final version of this article is now available: Vol. 39 (2017), No. 1 pp. 38-41

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抄録

非ビタミンK 拮抗経口抗凝固薬（NOAC）の使用の可否や至適用量を選別し提示する電子カルテテンプレートを作成し，運用を開始した．患者の危険因子，既往歴などをチェックし，体重と血清クレアチニン値の2 つのデータを入力すればCHADS₂ score，CHA₂DS₂-VASc score，HAS-BLED score の点数と，Cockcroft & Gault の式からクレアチニンクリアランスが計算され表示される．そして4 種8 剤型あるNOAC の中から，使用の可否や適切な用量の候補が選択され，一括して表示される．NOAC の適応外使用の回避と，用量選択の根拠が明白になり，確実にカルテに記録される点で有用と考えられる．

責任著者(Corresponding author)

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