論文ID: 10569
【目的】脳卒中の病型ごとに急性期から回復期までの実態を明らかにする.【対象と方法】対象は9 年間に熊本脳卒中地域連携パスに登録された脳卒中患者20,758 例である.急性期病院と回復期リハ病院の現状とその年次推移を調査した.【結果】データ入力率は,急性期病院で60.8~96.2%,回復期リハ病院で57.5~64.1%であった.年齢,急性期病院在院日数,回復期リハ病院の入院時Functional Independence Measure(FIM),退院時FIM,在院日数の中央値は,それぞれ76 歳,14 日,66 点,101 点,85 日であった.年次推移では,急性期と回復期の在院日数は短縮,データ入力率,回復期入院時FIM,回復期からの在宅復帰率は上昇していた.【結論】データ入力率が改善すれば地域連携パスは実態調査の有力な手段になる.