トラウマティック・ストレス
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特 集 : 令和6年能登半島地震
精神科医からみた令和6 年能登半島地震対応とこれからの災害対応
高橋 晶
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2024 年 22 巻 2 号 p. 40-46

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抄録

2024年1月1日に発災した能登半島地震は日本中に強い衝撃を与えた.これは元旦の発災ということもあり,初動が困難であった.その後2024年9月21日,奥能登地方に線状降水帯が発生し,豪雨が再度能登を襲った.家屋は浸水し,仮設住宅も浸水した.能登地震から能登豪雨に続く甚大な被害であった. 能登地震では1月の早期・急性期から災害派遣精神医療チーム(DPAT)が出動し,精神・心理的な対応に関わった.災害急性期から中長期に至るまで,被災者の精神的な不調を和らげるシステム構築が必要である.そして被災者を支援する支援者もトラウマティック・ストレスの影響を強く受けており,支援者支援のシステムと運用が必要であった.災害対応に関わる精神科医は,一般精神科臨床技能に加えて,アウトリーチ,多職種連携,チームビルディング,リラクゼーションスキル,感染症対応,産業精神的対応のスキル,行政システムの理解等が事前の学習として必要と考えた.

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© 一般社団法人 日本トラウマティック・ストレス学会

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