ウイルス
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日本の養豚産業で問題となっている常在性ウイルス感染症
恒光 裕
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2009 年 59 巻 2 号 p. 167-179

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抄録
 日本の養豚産業は,2009年2月時点において6,890戸の農場が9,899,000頭の豚を飼育し,国内消費の約半分の豚肉を生産している.この20年間の飼育頭数に大きな変化はない一方,農場数は86%減少し,急激な規模拡大が進んでいる.このような中,1990年代より豚繁殖・呼吸障害症候群ならびにブタサーコウイルス関連疾病と呼ばれる2つの新興ウイルス感染症が発生し,日本の多くの農場で常在性疾病として大きな経済損失を与えている.両ウイルス病の臨床的な概要ならびに疾病対策の現状を簡単に説明する.
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© 2009 日本ウイルス学会
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