抄録
東京医科歯科大学のガーナ大学・野口記念医学研究所共同研究センターは,文部科学省が2005年に開始した「新興・再興感染症拠点形成プログラム」(第I期)の後半に追加小規模海外拠点として東北大学・フィリピン拠点と共に採択されたことに基づき2008年に設置されている.同プログラムは2010年4月より第II期に入り,名称も「感染症研究国際ネットワーク推進プログラム(J-GRID)」と変え,私たちの共同研究センター(以下ガーナ拠点と呼ぶ)も引き続きその一翼を担うことになって今日に至っている.この野口記念医学研究所で行われている感染症研究は,J-GRIDの他にもう一つあり,それは国際協力事業機構(JICA)と科学技術振興機構(JST)の合同事業である地球規模課題対応国際科学技術協力事業(SATREPS)である.本稿ではこれら2つのプロジェクトを紹介する.