Doppler Echocardiography in Normal Dog: Relationships Between Sampling Volume Site and Blood Flow Profile

Toshiaki KAGEYAMA; Makoto MUTO; Yoshito WAKAO; Takuji OKAMOTO; Riho MIKOSHIBA; Tomohiro NAKAYAMA; Toshifumi WATANABE; Tatsuo SUZUKI; Mitsugi TAKAHASHI

doi:10.11276/jsvc1984.27.9

正常犬の超音波パルスドプラ法におけるサンプルボリューム位置と心・大血管内血流波形

陰山敏昭, 武藤眞, 若尾義人, 岡本卓二, 御子柴りほ, 中山智宏, 渡辺俊文, 鈴木立雄, 高橋貢

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1994 年 27 巻 1 号 p. 9-18

DOI https://doi.org/10.11276/jsvc1984.27.9

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発行日: 1994 年受付日: 1994/09/01 J-STAGE公開日: 2009/09/17 受理日: 1994/09/20 早期公開日: - 改訂日: -
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訂正日: 2009/09/17 訂正理由: - 訂正箇所: 著者情報訂正内容: Wrong : Toshiaki KAGEYAMA¹⁾, Makoto MUTO¹⁾, Yoshito WAKAO²⁾, Takuji OKAMATO¹⁾, Riho MIKOSHIBA¹⁾, Tomohiro NAKAYAMA²⁾, Toshifumi WATANABE²⁾, Tatsuo SUZUKI¹⁾, Mitsugi TAKAHASHI²⁾
Right : Toshiaki KAGEYAMA¹⁾, Makoto MUTO¹⁾, Yoshito WAKAO²⁾, Takuji OKAMOTO¹⁾, Riho MIKOSHIBA¹⁾, Tomohiro NAKAYAMA²⁾, Toshifumi WATANABE²⁾, Tatsuo SUZUKI¹⁾, Mitsugi TAKAHASHI²⁾

訂正日: 2009/09/17 訂正理由: - 訂正箇所: 所属機関情報訂正内容: 訂正前 :
1) 麻布大学獣医学部外科学第二教室
2) 外科学第一教室

訂正後 :
1) 麻布大学獣医学部外科学第二教室
2) 麻布大学獣医学部外科学第一教室

訂正日: 2009/09/17 訂正理由: - 訂正箇所: 引用文献情報訂正内容: 訂正前 : 8) 北畠顕, 井上通敏 : 心・大血管における正常血流. 超音波心臓ドプラー法 (北畠顕, 井上通敏編), 65-84頁, 丸善, 東京, 1986.
9) 赤阪隆史 : 正常像. ドップラー心エコー図テキスト第2版 (坂本二哉, 吉川純一編), 69-109頁, 文光堂, 東京, 1990.
11) 永井恒雄, 林千治, 矢沢良光 (1983) : 心室流入部ドプラー血流パターンに及ぼす心拍数変化の影響. 日超音波医会講演論文集 43, 447-448.
12) 岩瀬三紀, 稲垣春夫, 井澤英夫, 足立昌由, 上原晋, 横田充弘, 林博史 (1990) : 左室及び右室流入血流動態に及ぼす加齢の影響. 日超音波医会講演論文集 56, 193-194.
13) 浅井幹夫、大木崇, 竹村晴光 (1981) : 超音波パルス・ドプラー法による左心室流入血流パタニンの正常値 : 特に加齡との関係について. 日超音波医会講演論文集 39, 243-244.
14) 池田芳信, 本間真紀子, 菅原真砂子, 安宅芳春, 須藤宏久 (1986) : 超音波パルスドプラ法の臨床応用 (第3報) : 健常者における半月弁口部血流の検討. Jpn. Cir. J. 50 (Suppl. 1), 61-62.
15) 半谷静雄, 菅原基晃, 石原昭 (1982) : カテーテル先端型電磁流量計を用いた左室流出路血流速度波形の検討. 呼と循 30, 411-418.
16) 水重克文, 森田久樹, 千田彰一, 和田茂, 松尾裕英 (1984) : パルス・ドプラー法による左室流出路前駆出期血流と僧帽弁閉鎖運動の関連に関する検討. J. Cardiography 14, 507-519.

訂正後 : 8) 北畠顕, 井上通敏 : 心・大血管における正常血流. 超音波心臓ドプラー法 (北畠顕, 井上通敏編), 65-84頁, 丸善, 東京, 1986.
9) 赤阪隆史 : 正常像. ドップラー心エコー図テキスト第2版 (坂本二哉, 吉川純一編), 69-109頁, 文光堂, 東京, 1990.
11) 永井恒雄, 林千治, 矢沢良光 (1983) : 心室流入部ドプラー血流パターンに及ぼす心拍数変化の影響. 日超音波医会講演論文集 43, 447-448.
12) 岩瀬三紀, 稲垣春夫, 井澤英夫, 足立昌由, 上原晋, 横田充弘, 林博史 (1990) : 左室及び右室流入血流動態に及ぼす加齢の影響. 日超音波医会講演論文集 56, 193-194.
13) 浅井幹夫、大木崇, 竹村晴光 (1981) : 超音波パルス・ドプラー法による左心室流入血流パターンの正常値 : 特に加齡との関係について. 日超音波医会講演論文集 39, 243-244.
14) 池田芳信, 本間真紀子, 菅原真砂子, 安宅芳春, 須藤宏久 (1986) : 超音波パルスドプラ法の臨床応用 (第3報) : 健常者における半月弁口部血流の検討. Jpn. Cir. J. 50 (Suppl. 1), 61-62.
15) 半谷静雄, 菅原基晃, 石原昭 (1982) : カテーテル先端型電磁流量計を用いた左室流出路血流速度波形の検討. 呼と循 30, 411-418.
16) 水重克文, 森田久樹, 千田彰一, 和田茂, 松尾裕英 (1984) : パルス・ドプラー法による左室流出路前駆出期血流と僧帽弁閉鎖運動の関連に関する検討. J. Cardiography 14, 507-519.

抄録

超音波パルスドプラ法におけるサンプルボリュームの設定位置の相違による血流波形の変化を知る目的で, 正常犬31頭を用い, 薬物による鎮静は行わず, 僧帽弁と三尖弁の弁輪部および弁口部 (それぞれ2ヵ所), 大動脈弁, 肺動脈弁付近 (それぞれ3ヵ所) にサンプルボリュームを設定し血流を計測した。その結果, 同一弁付近においてもサンプルボリュームの位置が異なるとpeak速度等に有意な差が認められることが明らかとなった。また, 心拍数の変化と駆出時間には強い相関が認められた。したがって, 超音波パルスドプラ法による血流測定に際しては, サンプルボリュームの設定位置および心拍数を明確にする必要性があることが示唆された。

責任著者(Corresponding author)

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