職業リハビリテーション
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高等部のみを設置する精神薄弱養護学校における職業教育をめぐる状況の検討
真城 知己名川 勝
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1994 年 7 巻 p. 9-16

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抄録
本研究では, 高等部のみを設置して主として職業教育を行う精神薄弱養護学校を対象とし, 設置学科, 職業関係教科等の教育課程上の位置づけ, 現場実習, 及び進路についてその特徴を整理し, 検討を加えた。その結果, これらの精神薄弱養護学校では, (1) 大半の学校において職業教育に関する学科ではなく, 普通科が設置されていた, (2) 職業関係の教科は帯型の形態で位置づけられ, 生徒の生活のリズムへの配慮がみられた, (3) 系統的な現場実習が行われていた, 及び, (4) 多くの生徒の進路は就職であったがその割合は徐々に低下する傾向にあったことなどの点について整理された。
そして, ある程度の実践を積んできた学校では在籍生徒の障害の程度の変化に伴って, 一つの過渡期にさしかかっていることが指摘された。
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© 日本職業リハビリテーション学会
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