廃棄物学会研究発表会講演論文集
第17回廃棄物学会研究発表会
セッションID: A6-3
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A6 容器包装・製品系廃棄物リサイクル
実践的な学童向け環境学習プログラムの開発(お菓子の包装について考える)
永田 勝也小野田 弘士*前野 良輔青木 宏信
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抄録
近年、様々な地球規模の環境問題が深刻化しており、わが国でも循環型経済社会への移行が望まれている。あらゆる場面で環境に配慮した生活が求められており、個人の環境活動への積極的な参加が必要であると考える。そこで、本研究では,自分達こそが消費者であり環境負荷低減の可能性を秘めているという意識を励起させることで、環境に配慮した行動を促進することを目的とし、工学的視点を導入した学童向けの実践的な環境学習プログラムの開発を行う。消費者の視点に立ち、より実効力のある行動を環境学習プログラムを通じて提案し、自ら考え行動していく姿勢を身につけることを目的とした。大学主催の小中学生向けの科学実験教室「ユニラブ」にて工学的視点を導入した5つの環境学習プログラムを実施した。そこから得られた知見をもとにより消費者教育向けに、「お菓子の包装」を題材とした環境学習プログラムの検討を行った。
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© 2006 一般社団法人 廃棄物資源循環学会
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