廃棄物学会研究発表会講演論文集
第19回廃棄物学会研究発表会
セッションID: A4-8
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A4 住民意識/環境教育
道府県リサイクル認定制度に関する実態調査
*都築 淳山口 直久大迫 正浩
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抄録
各都道府県が構築しているリサイクル製品認定制度について、品目や製品数、販売価格などの実態を把握するため、各都道府県のリサイクル製品認定制度のホームページなどから情報を収集し整理した。また、認定製品の販売実績や各道府県の調達実績、循環資源の配合率など、より詳細な情報を収集するため、アンケート調査を実施した。リサイクル製品認定制度は現在35の道府県で実施されていた。認定製品数は4,000製品以上で、認定製品のうちコンクリート二次製品、砕石、路盤材、アスファルト製品の4品目で半数以上を占めた。アンケート調査の結果では、認定製品の販売数量の合計は420万t、道府県の調達量は550万t、道府県調達金額は約130億円であった。また、認定製品に用いられている循環資源の使用量について、リサイクル製品認定制度を構築している全都府県を対象に拡大推計を行ったところ、年間およそ1,200万tの循環資源が認定製品に用いられていると推計された。
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© 2008 一般社団法人 廃棄物資源循環学会
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