廃棄物学会研究発表会講演論文集
第19回廃棄物学会研究発表会
セッションID: P2-A9-1
会議情報

A9 地域循環/越境移動
ミャンマーにおける地域バイオマスからのエネルギー回収の可能性評価
*ユ  ヤ佐藤 茂夫
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録
ミャンマーでは、発電所が不足しており国内の電力を全量賄うことができない状況にある。そのため、自家発電設備を設置しているところもあるが、自動車燃料などが著しい高騰により発電燃料も得ることが困難になり十分な電力を得ることができない場合が増えている。メタン発酵処理は、途上国で扱い易い技術であり、発酵槽加温の必要性もないことから設備コストを低くすることができる。そこで、食糧と競合しないバイオマスの種類やその賦存量について調べた。その結果、家畜糞とバナナの皮などが入手しやすい地域バイオマスであることがわかった。そこで、それらのメタン発酵実験も行い、実際にどの程度のエネルギー創出が可能なのかを検討した。
著者関連情報
© 2008 一般社団法人 廃棄物資源循環学会
前の記事 次の記事
feedback
Top