廃棄物学会研究発表会講演論文集
第19回廃棄物学会研究発表会
セッションID: A9-7
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A9 地域循環/越境移動
東アジア地区の石炭灰のキャラクタリゼーション
*田野崎 隆雄渡辺 芳史石川 嘉祟林 錦眉余 其俊銭 覚時
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抄録
世界の各国にあっては通常都市ごみと共に発生量が多いものは石炭灰である。中でも日本が関係強化を図りたい東アジア諸国での石炭灰の有効利用が、地球全体の持続可能な発展のために不可欠である。そこで本報告では各国の発生状況を調査すると共に、各国の石炭灰フライアッシュを入手して、石炭灰有効利用の基礎データを提供したい。東アジア各国では統計が未整備の国が多く,今なお灰発生量すら調査段階にある。韓国,フィリピンといった石炭非多産国のみならず,中国などの石炭大生産国でも最近石炭の輸入量が増加しており,それらの国々で日本同様の灰品質の多様化が進展するものと予想されている。
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© 2008 一般社団法人 廃棄物資源循環学会
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