日本水処理生物学会誌
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異なるイオン交換膜を用いた微生物燃料電池による発生電力と微生物叢
周 广宇横山 直樹芳野 裕一郎山下 敬裕佐藤 宇紘川越 保徳
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2012 年 48 巻 2 号 p. 55-61

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抄録
微生物燃料電池(MFC: Microbial Fuel Cell)は,水処理およびエネルギー回収技術の両観点より現在注目されている。本研究では,アノード槽とカソード槽を個別に有する二槽型のMFCを用い,イオン交換膜の種類によるMFCの電池性能および微生物叢への影響を明らかにした。これまでMFCの研究に広く利用されている水素イオン交換膜(PEM)であるNaffion117を対照として,一般的なPEM,および汎用性の高い陽イオン交換膜の計3種類を用いて個々の電池性能を調べた結果,最大発生電圧は同様のレベルとなり,クーロン効率および発生電流密度にも大きな差はみられなかった。一方,アノード電極上で増殖したバイオマスの微生物叢には,実験間で若干の差異がみられたが,全ての試料においてLactococcus属細菌による電力発生への関与が推定された。
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© 2012 日本水処理生物学会
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