わが国では,2030年までに温室効果ガス(GHGs)排出量を46%削減,2050年には実質ゼロを実現するという目標が掲げられており,生活排水処理分野においても、GHGs排出削減に向けた様々な取り組みがなされている。生活排水処理分野から発生するGHGsの排出削減は、確かな測定・評価方法の確立、メカニズムの解明とともに、社会実装を期待できる段階に達したといえる。本報は、生活排水処理分野の中でも、多様な視点からGHGs排出や削減に向けたアプローチを行っている各研究者における日本水処理生物学会第61回大会(川越大会)公開シンポジウムでの発表内容をとりまとめたものである。