Journal of Traditional Medicines
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Inhibition of human liver microsomal CYP3A4 and CYP2D6 by extracts from 78 herbal medicines
Hiroshi IWATA, Yasuhiro TEZUKA, Tepy USIA, Shigetoshi KADOTA, Akira HIRATSUKA, Tadashi WATABE
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2004 年 21 巻 1 号 p. 42-50

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抄録
78 種の生薬エキスについて,ヒト薬物代謝酵素シトクロム P450 3A4 (CYP3A4) および P450 2D6 (CYP2D6) に対する阻害作用を調べた。生薬エキス粉末からメタノール可溶性画分を調製し, 添加量 1.65 mg/mL で反応を行った。CYP3A4 の指標として用いたヒト肝ミクロソーム中のエリスロマイシン N-脱メチル化活性に対して 50 % 以上の阻害を示した生薬は 31 種であり, その中の 8 種 (白, 桂皮, 丁子, 羌活, 牡丹皮, 大黄, 蘇木, 五味子) が阻害率 90 % 以上を示した。 CYP3A4 活性に対する阻害の強さは, 蘇木, 大黄, 五味子, 羌活, 白の順であり, IC50 値は, それぞれ 43, 77, 127, 144 および 185 μg/mLであった。 一方, CYP2D6 の指標として用いたヒト肝ミクロソーム中のデキストロメトルファン O-脱メチル化活性に対して 50 % 以上の阻害を示した生薬は 28 種であり, その中の 13 種 (桂皮, 丁子, 黄連, 麻黄, 釣藤鈎, 羌活, 厚朴, 牡丹皮, 黄柏, 大黄, 蘇木, 防巳, 山椒) が阻害率 90 % 以上を示した。 CYP2D6 活性に対する阻害の強さは, 黄柏, 黄連, 防巳, 蘇木, 大黄の順であり, IC50 値は各々 4, 14, 40, 52 および 64 μg/mL であった。 これらの結果から, CYP3A4 あるいは CYP2D6 に対する阻害活性を示す生薬が複数存在することが明らかとなった。
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© 2004 Medical and Pharmaceutical Society for WAKAN-YAKU
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