Journal of UOEH
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放射線防護と国際放射線防護委員会の勧告
土屋 武彦
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1980 年 2 巻 3 号 p. 393-400

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抄録
医療における利用はいうにおよばず, 原子力産業, 非破壊検査, ポリエチレンなどの合成化学工業など放射線の利用は極めて多岐にわたっており, 現代社会においては放射線のない世界を考えることはできない. 一方, 放対線障害もその利用の初期においてはみられ, 放射線は利益と損失をもつ両刃の剣としてよくたとえられている. ここでは, 障害の歴史を簡単に述べると共に, いかにして放射線防護が考えられ対応されてきたかを国際放射線防護委員会の勧告を主体として紹介した.
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© 1980 産業医科大学
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