奈良女子大学
内蒙古大学
2010 年 36 巻 p. 59-69
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本研究では,牧畜民の定着化に伴い姿を消しつつあるゲルについて,特定地域における調査を実施し,その実態を把握した。調査地では,生活に使うゲルは減少しているものの,牧畜経営の多様化により,長期に渡る放牧や,冬季のゲルの需要が確認できた。また,1980年代後半以降に導入された固定家屋であるバイシンは,1990年代後半から2000年代にかけて急速に普及し,多機能で大規模な平面プランへの変遷が確認できた。しかし,今後は牧畜サイクルや使用人数,季節等に適応した住居の導入も検討課題である。
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