獣医麻酔外科学雑誌
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犬の吸入麻酔および術後疼痛管理におけるモルヒネ, ブトルファノール, またはブプレノルフィンを用いた先取り鎮痛の効果
山下 和人安東 真里中津 卓也松本 宜子真船 直人久代 季子Mohammed Ahmed UMAR都築 圭子前原 誠也瀬野 貴弘泉澤 康晴
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2004 年 35 巻 2 号 p. 37-46

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抄録
犬臨床例の先取り鎮痛の効果をモルヒネ (MOR), ブトルファノール (BTR) およびブプレノルフィン (BUP) について検討した。麻酔前投薬として, アセプロマジン単独またはアセプロマジンとMOR, BTRまたはBUPを併用し, ケタミンで麻酔導入後, 笑気—酸素—セボフルラン吸入麻酔で麻酔維持した。術後にはすべての供試犬にケトプロフェンとBUPを投与した。いずれのオピオイドも術中の麻酔要求量を約2割軽減した。すべての供試犬で強い術後疼痛は観察されず, とくにMORではより効果的に軽減された。
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© 2004 獣医麻酔外科学会
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