獣医麻酔外科学雑誌
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深部骨病変に対して経皮的CTガイド下針生検を行った犬の2例
森   崇坂井田 誠山田 雅人秋山 博史高井 有一酒井 洋樹丸尾 幸嗣
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キーワード: 生検, 骨病変, CT
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2006 年 37 巻 3 号 p. 61-64

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抄録
触診、超音波ガイド下、あるいはX線透視下にて穿刺が困難と思われた骨盤の骨肉腫(症例1)と第7腰椎の骨髄腫(症例2)に対して、経皮的コンピューター断層撮影(CT)ガイド下針生検を行った。両症例とも短時間で十分な組織が採材できた。また穿刺後の合併症も特に認められなかった。CTガイド下針生検は、深部骨病変に対して安全、容易に行える効果的な手技であると考えられた。
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© 2006 獣医麻酔外科学会
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