日本獣医師会雑誌
Online ISSN : 2186-0211
Print ISSN : 0446-6454
ISSN-L : 0446-6454
小動物臨床関連部門
ダックスフンドの脛骨内反症の形態解析
小林 聡森 淳和上條 圭司武藤 眞市原 伸恒浅利 昌男
著者情報
ジャーナル フリー

2012 年 65 巻 6 号 p. 445-448

詳細
抄録
脛骨内反症と診断されたダックスフンド(PV群)23頭と,脛骨内反症でないと診断されたダックスフンド(正常群)38頭の計61頭の脛骨のX線画像をもとに,脛骨の形態解析と比較を行った.形態解析にはmechanical angle を使用した.その結果,mechanical medial distal tibial angle(mMDTA)とmechanical cranial distal tibial angle(mCrDTA)において2群で有意差が認められ,PV群では正常群に対して有意に遠位脛骨が内反及び前屈していた.またPV群と正常群で計測結果の散布図を作成するとPV群と正常群はmMDTA86°で2群に分かれ,mMDTAはPV群と正常群とを分ける客観的な数値として利用可能であると考えられた.
著者関連情報
© 2012 公益社団法人 日本獣医師会
前の記事 次の記事
feedback
Top