日本獣医師会雑誌
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獣医公衆衛生・野生動物・環境保全関連部門
島根県内のと畜場搬入牛における腸管出血性大腸菌保有状況と分離株の分子疫学解析
中村 祥人川瀬 遵菅 美穂藤田 葉子村上 佳子川上 優太田原 研司平田 克
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2016 年 69 巻 2 号 p. 101-106

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抄録
島根県内のと畜場に搬入された牛の腸管出血性大腸菌(EHEC)の保有状況を把握するため,20農場で飼養された牛100頭を2014年4〜12月に調査した.その結果,5〜8月にかけて,6農場(A〜F農場)で飼養された牛6頭の直腸便と4頭の体表面からEHEC O157(O157)を10株分離し,そのうち9株はstx2aまたはstx2cを保有していた.さらに,IS-Printing systemで,O157牛由来株と2014年に島根県内で分離された人由来株の分子疫学解析を行った.牛由来株と人由来株の間で同一パターンは確認されなかったが,A農場とB農場の体表面由来株が同一パターンであった.
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© 2016 公益社団法人 日本獣医師会
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