日本獣医師会雑誌
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産業動物臨床・家畜衛生関連部門
環境材料を用いた農場レベルのヨーネ病スクリーニング検査
榊原 伸一菅野 宏立花 智
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2017 年 70 巻 8 号 p. 511-515

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抄録

環境材料を用いたヨーネ菌検査(環境検査)が,農場レベルのヨーネ病スクリーニング検査として有用か検証した.29農場で感染牛の摘発時に環境検査を実施した.各農場の環境検査結果と感染牛の糞便1g中のヨーネ菌生菌数(排菌量)の関係をロジスティック回帰モデルで評価した.環境検査の陽性確率は感染牛の排菌量が多い農場ほど高く,同確率が90%となる排菌量は7.8×101CFU/gであった.環境検査は排菌量の低度な牛が在籍する農場を摘発可能で,省力的であることから,環境検査を頻回実施することで国内のヨーネ病防疫の進展に寄与できると考えられた.

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