1983 年 36 巻 8 号 p. 464-468
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
Mesocestoides Paucitesticulusは1973年に沢田・久木によって愛媛県産タヌキから採取され新種として記載された条虫で, タヌキのほかキツネ・イヌの小腸にも寄生し, キジ・ヤマドリなどの内臓を生食する猟犬に寄生がみられる.本報告では成虫・幼虫・虫卵の形態について組織学的な所見を含めて精細に明らかにし, 近似するM.lineatus, M.litteratus両種との形態学的差異について述べた.
綜合獸醫學雑誌
日本獸醫協會雑誌
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら