酪農学園大学酪農学部
北海道千歳市農業共済組合
1983 年 36 巻 8 号 p. 476-478
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初産分娩後約2年間にわたり計13回の発情期に交配したが受胎せず, その後発情が不明瞭となった輸入ホルスタイン種乳牛を入院させ, 血中P濃度の測定および臨床検査により性周期の判定を行いつつ加療したところ, 入院後4回目の人工授精 (以下AI) により約4.5ヵ月目に受胎させることができた.本例は血中プロゲステロン (P) 濃度の測定による性周期の正確な判定と, それに基づく適期のホルモン処置により受胎し得たものと考えられる.
綜合獸醫學雑誌
日本獸醫協會雑誌
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