ストール内に飼育されている46頭の母豚について, CPKを測定した. すなわち, まず無保定で尾静脈穿刺により採血し, 携帯用血漿分離器 (コンプールM1100) で血漿を得た. 次いで固相化学分析機器 (セラライザー) を用い血漿CPK値を測定した. また, 穿刺採血直前に注射器採血で得た血漿を対照採取血漿とし, セラライザーと同時にRaBA Superでも測定した. その結果, 対照血漿を用いたセラライザーとRaBA SUuperとのCPK値の相関は, r=0.969であった. セラライザーで測定した本手技による血漿と対照血漿とのCPK値の相関は, r=0.854であった. また, 本手技による測定値と対照血漿をRaBA Superで測定した値との相関は, r=0.806であった.